
先輩写真家の関戸勇さんが、岩波書店より写真集『鎌倉の森 台峯』を出された。
市民の活動で宅地開発から逃れられた「台峯緑地」という鎌倉の森。
その森で繰り広げられている美しい季節の物語である。
蛍の写真に添えられた「お〜、立って飛んでいたのか」。
写真に添えられた言葉もいい。
音や匂いや温度をも感じさせてくれる。
鎌倉に住んでいる関戸さんの温かい目線で写された写真の数々。
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写真集を拝見して、鎌倉の森の「台峯緑地」が
私が通っている埼玉県のさいたま市にある「見沼田んぼ」と重なった。
ゴミが不法に捨てられていたり、河岸工事が進められていたり、
自然がそのまま残っているわけではないが、首都圏に貴重な自然として存在している。
メッセージを伝えてみたい。
最近はあまり「見沼田んぼ」の撮影をしていないが、
いつか本格的に取り組んでみたい。
地元の景色をしっかり見つめ直さなくては。
先輩の活動に刺激を受け頑張っていこうと思う。
ちなみに、昨日は関戸さんの誕生日でもあったらしい。
パーティーをその日にした発起人の方たちの心憎い演出である。
重ね重ねおめでとうございます。