けど、私は、現地に行こうと考えることすら不可能でした。
何かしようにも動くことができず、人のことより自分のことで手いっぱいでした。
2月から、家の事情で長期に家を空けられない状態が続いていました。
そんな数カ月間でしたが、やっとGW頃から、家も落ち着きつつあり
少しずつですが気持ちと時間に余裕が出てきたように思います。
今月、2度、福島県双葉町の方たちが集団で避難されている
埼玉県加須市の避難所を訪ねてきました。
風景写真のプリント数十枚を避難所内に張ってきました。
その写真をご覧になられて安心される方もいるのではないかと思っています。
もちろん逆に感じられる方もいるかもしれませんが、考え過ぎては何もできません。
出来ることをやる。
向こうへ行けないなら、来ている方の所へ行こう。
やっと1歩だけ前に進み出すことができました。
また、風景写真のプリントを持って行きます。
いずれ避難所で写真教室を開きたいと担当の方と話もしております。
活動を続けていきます。

母の故郷は福島県。
父の故郷は宮城県。
いつか現地でもボランティア活動をしてきます。
まだまだ人の手は必要でしょうから。
故郷が元に戻るよう、元以上の街になりますよう、少しでもお手伝いができたら。

これまで被災場所に行かれて活動されてきた皆さま、
今、活動を続けられている皆さま、
本当にお疲れ様です。
応援してます。
その活動は誇りとなり勇気をいただいています。
どうかお身体に気をつけ活動されてください。
被災地や避難先で生活されている皆さまが、
一日も早く安心して暮らせる日が来ることをいつもいつも祈っています。
画像は、今年5月撮影、
私が住んでいる埼玉県(皆野町美の山)の花風景と、
心の故郷である新潟県魚沼(六日町坂戸山)の田園風景。