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 HP「風景写真家 佐藤尚」 ひらめき


2011年12月26日

石巻の風景写真


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先週の新潟県での取材中に、義弟の芦沢啓治さん(→ 個人HP石巻工房 )から
石巻の観光風景を撮って欲しい人がいると連絡がありました。
牡鹿半島の漁業復興支援活動のために風景写真を必要としている人がいるというのです。
年内には、東北地方の震災被災地をどこか訪ねたいと思っていたのでいいきっかけです。
撮影できる天候で訪ねたいので旅のスケジュールをすぐ変更し、
写真を必要とされている方に電話をし石巻の情報を教えてもらい、現地入りしました。

牡鹿半島は、石巻市の東部の太平洋に突き出た部分です。
半島の先端からは太平洋の大海原と浮かぶ金華山が見えます。
その金華山の先の海底が震源地だったと教えてもらい向かいました。


美しい海でした。

写真を撮っていると、土地の女の人がやってきたので少し話をしました。

「海が憎たらしいことあったけど…、…けど、海キレイじゃないですか。キレイなものはやっぱりキレイなんですよね。」

海が大好きなご様子でした。

地震の際には目の前の海の底が見えたことも教えてくれました。
すさまじいことが起きていたわけです。



お店で買い物をし袋を断るとお礼を言われ、
海岸の撮影をお願いすると笑顔で承諾してくれ、
ロケハンや撮影を進め人と接していくうちに自分の気持ちが温まっていくのがわかりました。

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半島の海岸線にいくつもある集落は悲惨な姿となっていました。
けれど、美しい自然がありました。
そこに暮らす人たちの優しく強い心がありました。

今回のプロジェクトの構想人である
広告デザイナー佐藤ゆきひろさん(→小渕浜通信 )と仙台でお会いし話をしました。
ふむふむ面白い!微力でも関わっていきたいと思いました。


今後ゆっくり石巻を写していきます。
「写真の力」が、石巻周辺で暮らす人たちのためになるように。


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写真:金華山瀬戸/リアス式海岸/定置網補修/女川 (撮影12月21日)

posted by satophoto at 10:07 | TrackBack(0) | 東日本大震災