
FUJIFILM X-T1 + XF50-140mmF2.8 R LM OIS WR
地元埼玉県で開く写真ワークショップ 「里ほっと」を
始めてから、丸3年が過ぎています。
よく続けてこれたと思います。
その原動力は、人と人の繋がりが心地が良いと知ったことですね。
おしゃべりしながら歩くって楽しいです。
笑顔の数がどんどん増えてきたこともうれしいんです。
私が講師となって写真を教えるスタイルではなく
ご参加の仲間通しが教え合うスタイルでやってきましたが、
多くの人が写真の腕を上げています。
ねえねえ、何を撮っているの。
このカメラはどうやって使うの。
基本的な技術は参加者同士で解決しています。
そして、撮りたい気持ちや心、
素直な観察力で、決まりごとなく自由に写真を撮られています。
その後に、写真を見せあったり話をしたりして、
参加者同士の会話から
表現力はどんどん上達していってます。
「里ほっと」は、このところずっと「見沼田んぼ」で開催しています。
でもね、「見沼田んぼ」って有名撮影ポイントって無いんですよ。
人工物だらけ、湖も山も無い、特殊な気象条件に出会う確立の高い場所も無い、
それでも、ご参加の皆さんは撮影を楽しまれています。
それぞれの視点で写真を写されています。
これまでワークショップで基本的な撮り方とかを教えてこなくて良かった
と、さえ感じる個性的な写真を作られています。私自身も、ワークショップ中のご参加の方たちの撮影の様子や
見せていただいた写真などから写真表現を教わっている気分です。
このアップ画像の、道標は、ご参加の方が見つけたものです。
ずいぶん前のワークショップ中に発見して写されていていました。
「うわ〜、知らなかった、こんなところに!」と、
私が何度も歩いていた場所にあり新発見に驚きました。
数日前に撮影してみましたが、もうちょっとすると
まだ蕾のホトケノザが花を付けるから、また行こうと思います。
そうやって何度も「見沼田んぼ」に足を運ぶようになっていきます。
特定の絵になる被写体がないから、自分で感じるしかないので
写真力が上がっていきます(私自身がそうでした)。
次回予定の新コースも、
雄大な景色が広がる場所ではなく、撮影ポイントが特に無いのですが、
なんともいえない「見沼田んぼ」の魅力は感じ取れる場所だと思います。
日曜日は晴れ予報が出ています。
皆さん、これまで同様に「会話」も楽しみましょうね。
posted by satophoto at 08:22
|
TrackBack(0)
|
ワークショップ