
先日の取材で能登半島を訪ねた時の撮影です。
石川県穴水町にある能登大仏です。
公園ではカエデが真っ赤な新芽を広げていました。
カエデは種類によって、このような色彩をひと時だけ見せてくれます。
どこを見回しても鮮やかな新緑の中に、ひときわ目を引きました。
庭の垣根に使われる ベニカナメモチ も、春に真っ赤な新芽を出します。
大昔に、母親が、春に家が覆われることに憧れて植木屋さんで購入してきました。
その赤色を見るたび、当時の母親がうれしそうに話していた様子が
思い出されます。
人々は庭木を育て楽しみます。
巡る季節で、ひと時の楽しみのために。
時には普通のものを、時には個性を放つものを、選んで。
FUJIFILM X-T1 + XF16-55mmF2.8 R LM WR