今回の旅では、福島県の沿岸部も見てきました。
といっても目的は風景写真を撮ること。
わざわざ海際に出てみるようなことはしませんでした。
壊れたものや津波の跡にもカメラは向けませんでした。
民家や店の並ぶ国道沿いを走ってきただけですが
復旧復興への道のりは簡単じゃないだろうなあと感じました。
現実を目にしてきたので、自分でできることを
これから考えていこうと思います。
宮城県石巻市は、縁があり友人ができて去年の暮れから訪ねている場所です。
復興の手伝いができるようしていきたいと行動していますが
でも、実は、石巻は、私のすでに亡くなっている
おじいちゃん(父方)の本家がある場所でもあるんです。
福島県は、私の母の実家(福島市)や本家(二本松市)がある場所です。
そして、実は、私がこの世で最初に空気を吸い込んだ場所なんです。
母が里帰り出産だったので福島市内の病院で生れました。
出身地は福井県としていますが、出生地は福島県なんです。
それぞれの人が持っている故郷を思う心って大事ですよね。
私の場合、だから余計に、東北の被災地に関わっていきたいと強く思うのだと思います。
風景写真を通して表現していきたいと思っています。

先日の取材での新潟県南魚沼市の写真を紹介します。
食堂の背景は八海山です。
地元の多くの人に愛されている山です。
posted by satophoto at 09:24
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東日本大震災