先日、石井スポーツで登山者向け食料を見ていたら
若いころのことを思い出した。
フリーカメラマンになる前、20代の頃、
年越しは冬山で過ごすパターンが何年か続いた。
毎年12月になると山岳用品店に行き
ドライフード、ボンベ、ろうそく…、キャンプに必要なものを買い込んで準備し
年末に夜行電車でチンタラチンタラ山へと向かった。
八ヶ岳には2回、上高地には3回。
2人〜4人の仲間とだった。
八ヶ岳では、美濃戸から歩いて行者小屋付近にテントを張ってベースキャンプとし、
大晦日は赤岳天望荘に登っていき泊まった。
振舞酒をいただき宿泊客みんなで歌って飲んだ。
0時には小屋の外にある鐘を鳴らしに行った。
上高地までは沢渡からテクテク歩いた。
その間には長くて暗い釜トンネルもある。
トンネル以外はザックの後ろにソリをくくりつけ雪の上をひっぱっていった。
林の中にテントを張り付近の散策をして数日過ごした。
夜は酒を飲みまくったな〜。
あのころは、バーボンを覚えたばかりだったんだ。
もう、ぜったい登れない。
あの荷物を背負って10分も歩けないよ。
それに、もうあんなにお酒は飲めないな〜。
写真は、八ヶ岳の主峰・赤岳と、上高地・大正池。
カメラはオリンパスOM2。
カメラまで懐かしい…。
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